適応障害発症までの症状を紹介!発症前の症状から病院での診断、休職するまで・・・

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適応障害ってなに?という内容は別のところで書いたのですが、それはこちらから⬇️⬇️

実際に私は、ギリギリの状態で心療内科に電話予約して診断を受け「適応障害・抑うつ状態」という診断を受けました。

今もまだ体調の悪い日が不定期で訪れ、元の満足な状態ではありません。
抑うつ状態については薬を飲んだこともあり、そこまでひどい状態ではありません。
絶不調の時はまず起き上がれません・・・。

振り返ってみて、自分の発症までの段階を書いていきたいと思います。

発症までの流れ

①自律神経の乱れからくる不調
②自分の不調に気付き、精神面にくる
③身体がおかしいのに、誰に相談すればいいかわからず悩む
④完全発症前(どんどんひどくなる)
⑤完全発症→病院で診断
⑥休職へ

流れとしては上記のような感じでした。
この状態について、少し深く紹介してみようと思います。

①②自律神経の乱れ!?謎の体調不良

知識がない人は、自律神経の不調ってなによ?って思うかもしれません。
実際、私も自分が壊れるまでは恥ずかしながら全然知識ありませんでした。
学生の頃から野球をしており、職場でも元気が取り柄のザ・体育会系みたいな人間で、自分でもそれなりに体力には自信がありました。
そんな人でも関係なく、自律神経の乱れから不調が起こります。 

周りの人からも「意外すぎる!」と驚かれました。

実際に適応障害の診断があり、症状が少し落ち着いてきてからネットや本で自分に当てはまりそうなものを調べたり、読んだりしました。

そこで読んだ本の1つである「眠れなくなるほど面白い自律神経の話」に

「男性の30代・女性の40代は自律神経の乱れが起きやすい年齢」

と書いてありました。


若い時は体力の限界まで遊んでも、自律神経(副交感神経)が働きまくってくれて回復が早い。
ただ、自律神経の働きが弱まる時期に、身体が対応できず不調を起こす。という流れのようです。

この本の内容は、他にもいろいろタメになることが書いてあったので別でもしっかり紹介します。


ここでいう自律神経の乱れによる不調は下記のものです。
・普段と同じことをしているのに疲労感が半端ない
 →うまくサボって休んだりしていたが、それでも全く疲労が抜けない
※むしろ悪くなる感覚

・目標に向かう意欲が上がらない、ガツガツ感がなくなる
 →負けず嫌いで目標に向かって頑張るタイプだと思っていたが、意識とは逆に頑張れない

・ジムに通っておりトレーニングをしようと思って行くが身体がだるく、回数がこなせなず、途中でやめる、ただ辛い
 →そしてだんだん通う回数も減る

この内容だけ見ると、ただのやる気ないやつに見えませんか?

でも、頭では頑張ろうと思っているんです。
本当に身体と心がついて来ず、自分でも不思議な感じでした。

うつ病の方や適応障害にかかっている方、自律神経の不調の方はこういう症状が出ます。

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③謎の体調不良に気付くが原因がわからず悩む

見出し①②で書いたような「疲労感」「ガツガツ感がなくなる」「やろうと思っても頑張れない」など自分でコントロールできない症状が顕著になり、自分でもどこかおかしいなと気付きます。

ただ今まで経験がなく、熱もなく風邪っぽい症状は全く出ません。

本当にただただ身体がキツいのです。
だから病院にも行けない、というより病院に行こうとも思いません。
のんびりしたら治るかなと考えます。

気付いていない初期段階は、土日でゆっくりしていればそれなりに回復していたので
年取ったのかなぁ。情けないなぁ。」くらいのものです。

コロナ禍で特に外にも行けなかったので、家でテレビや漫画、YouTubeを観たりしてダラダラ過ごしてのんびりしていました。
※外に出る機会が減ったのも大きな原因→自律神経に悪い影響を与えていた

自律神経に良いことをまとめてみたので、参考にしてみてください。

④症状の悪化(人としておかしくなってくる)

そして、特に自律神経に良いとされる行動もしておらず、精神的にもおかしくなってきており、だんだんだんだん症状は悪化していきました。

・営業先(飛び込み営業)に行こうとするも、身体が重く動かず行動量が激落ち
 →この時期は会社として新規事業も手がけていたので、資料を持って電話アポや飛び込み営業をしていたのですが、行動量が全くついてきません。客観的に見るとただのサボりです。

・休憩してからやろうと思い、車で寝て休憩してみるも全く回復せず
 →“起きても悪化しているぞ、何でだ。”くらいの状態+罪悪感も増す

・家に帰ってからは1度ベッドに横になるとそこから動けなくなる
 →1番ひどい時は風呂に入るのも一苦労でした。今考えてもゾッとする。
  ※ギリギリよかった点は、食欲だけは少しでもあったこと(なんか食べなきゃ!と思っていました。そこだけは体育会系の強みな気がする)

朝起きたら、めまいと吐き気がする
 →仕事できる状態ではありません。日常生活しんどいレベル

「風呂に入るの一苦労」「朝起きたら、めまいと吐き気」
この2つの症状が出て、本当に自分の身体が壊れかけていることをやっと自覚しました。
たぶんここで気付いてもめちゃくちゃ遅いです。

そこで、2日間会社を休んで、ギリギリの状態で病院だけ予約しました。

後から聞いたのですが、上司・社長・総務部長が「なんかやばそうだ」と休み方で気付いたようです。

⑤病院へ・・・診断結果

どう考えても身体がおかしいので、最悪の症状が出る前からネットでいろいろ調べていました。

「疲労感 無気力感」「身体が重い 疲労感」「朝 めまい 吐き気」など

その検索で多く出てきたのは「うつ病」・・・

周りでなったことある友達もいたので、「うつ病」の言葉は知っていましたが、
症状などは把握していなくて

「まさか自分が・・・!?」というのが正直な感想でした。

どの病院に行けばいいのかも調べた時に出てきたので、
「心療内科」「メンタルクリニック」「精神科」などに何件か電話をしました。

ただ、コロナ禍で患者さんが増えているらしく、
多くの病院はかなり先の予約しか取れず絶望感が生まれました。

2週間先、1ヶ月先・・・「そんな先まで身体もたねぇよ」と。

最後に電話した病院で症状話したら「早い方がいい」と言ってくれて2日後に予約を空けてくれる病院に行きつきました。
・・・・・・めちゃくちゃありがたかったです。

そこで「ストレスチェックシート」をもらい記入。
記入後に、先生と面談しました。
そこで「適応障害・抑うつ状態(中等症)」という診断結果を聞きました。

「やっぱり“うつ”という言葉が出たか・・・」
この時に「適応障害」が何かというのを先生に教えていただきました。
ボーッとしながらだったので、頭に入った情報は半分くらいでしたが・・・。

チェックシートの結果としては、30点以上が重症。
私は27点。
重症はまではないが、かなりひどい状態だったようです。

⑥休職へ・・・


病院で診断を受け・・・

・薬:2種(レクサプロ、睡眠導入剤)
・休養しなさい

ということで、診断書を書いて頂き、会社に事情を話して、休職することになります。

休職や手続きの件もまたどこかで紹介しようと思いますが、

今回1番伝えたかったのは『誰でもなってしまう可能性がある』ということ。

私と同じような体調(完全発症の前段階)の人だけでなく、
周りの方で少し身体がキツそうな人がいるかもしれません。

そういう人がいた時のために、少しでもこの内容を思い出してハッとしてもらえたらと思います。
理解者も増えてくれたら嬉しいです。

小出しになってますが・・・また自分の経験を伝えていこうと思います。

ではまた!!

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